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とにかく気まぐれに書きたいことを書くブログ。
いやー、コミケで仕入れたゲームが多すぎて更新を忘れそうですね。TWAINとか「橙汁」さんのスグリ(かなり前に出ている作品なのですが)とかサイコー。困ったものです。や、地霊殿は買えなかったけどさ……;;でも委託までちょっと待てばいいだけです。転売のお世話になどなったら神主さんに申し訳が立ちません。

それはさておき、日本神話好き、妖怪好き、国津神好きにとっての聖地、出雲にとうとう行ってきました。
今年の8月1日から17日にかけて出雲大社では、六十年に一度の大遷宮を記念しての本殿一般公開が行われていました。滅多にない機会なので、周囲をここぞとばかり煽り立てて出雲に突撃したわけですが……まず松江に泊まって(出雲の宿はもう予約でいっぱいでした)の第一感想。
宍道湖って本当に綺麗だわ。淡水でも海水でもない汽水湖で反射率が特殊だからなのか、水の色が本当にいい青です。朝5時に早起きして朝焼けの下で見ると、これはもう言葉に出来ないくらいの美しさでした。これを見るためだけにでも出雲に行く価値があるくらいです。いや、その時わざわざ早起きしたのはそのくらいの時間にさっさと突撃しないと出雲大社の拝観整理券発行に凄まじい長蛇の列が出来るからだったんですけどね?
写真は取りましたが、やっぱりあの景色は写真には収めきれませんね……残念。

そして、松江の市内もまた素敵でした。街路にゴミ一つない。水路にももちろんゴミも洗剤のあぶくも浮いていない。せっかくまだ城下町の雰囲気が残る観光地、そんなものが見えたら台無しです。というか、もしあそこにゴミ投げ捨ててるのを見たら必殺の右で殴り倒しますよ?聖地だと言うことを考慮に入れずとも、です。
ここら辺、松江の人々は自分が何を持っているのかをきちんと理解しておられるようです。素晴らしい。大資本のセンスのない改造が始まって台無しになったりは永遠にしませんように……。

さて、前置きが長くなりましたが主目的の出雲大社。日本妖怪やらケロちゃんやらうさん臭いスキマの姿が頭の中にちらつきつつも、朝早くからさっそく行列。6時に宿を出てやって来たのに、まあすでに人がいるわいるわ。でも、私達の拝観が終わってすぐ大量の観光バスが続々と詰め掛けてきていたので、あれでもかなり少なくて済んだのだと思います。危ない危ない。敷地内はとてもよく手入れされていて、国津の神域にふさわしい緑豊かな場所でした。あそこでなら、神様方ものんびりとお涼みになれることでしょう。ちなみに社の周囲も、観光地にありがちな変な改造を受けておらず安心です。まあ、名所とは言え交通要所とあれだけ離れてるとねえ……。

神社側からの厳しい服装チェックを潜り抜け(禁止服装の人は社で用意した服装に着替えさせられるくらいに厳しかったんです)、しばらく待ってようやく本殿前へ。いや、さすがにこの本殿の中央柱の立派さから「大黒柱」の言葉が生まれたと言われるだけあって壮観。檜皮で葺かれた屋根は六十年の間に風化して、まるでむしった段ボールの断面のごとくになっていましたが、それがみすぼらしさではなく荘厳さを感じさせました。長い年月を経ているはずの巨大な柱は黒々といまだ不動で優しい古木の匂いを漂わせ、太古の設計をもとにしている材木組みはどこもしっかりと噛み合い、天井内側の八雲の絵はくっきりと鮮やか。古代建築の底力と、それを手入れして組み直してきた方々の何と言う素晴らしさ。

当然ながら内部は写真撮影禁止で残念でしたが、外側から撮影する分には特にお咎めはなく、大社の外観はしっかり撮ってきましたとも。準備が出来たらアップするかもしれません。まあ、それほどたいした写真もありませんが……。

それから敷地内を軽く巡った後は、近くの店で出雲そばを食してから松江にリターン。なにぶん日程が少々詰まっていましたからね。五色蕎麦(割り子蕎麦の五段重ねで、一段ごとに薬味が違う)うめー。でも、重ねる順番はちょっと間違ってたかも。味の濃い卵やとろろは一番上じゃなくてもう少し下に持ってきても良かったんじゃないかなあ。詳しい味の解説などは、また気が向いたら。長くなりますから(笑)

さて、松江を出立する前にもう一つ、到着日の夜にちょっと見に来て気になっていた松江城に行きました。その日は凄まじい炎天下で、さすがに城を登った時点で同行者がばてて残念ながら近くにある「小泉八雲記念館」には行けませんでしたが、天守閣まではきっちり登ってきました。

やー、苦労の甲斐がありました。城の隙間ひとつない見事な石垣や攻めたらやっかいそうなどんと堅固なつくりも良かったのですが、天守閣の中の宝物館がね。かつての城主が拝領した平安ものの古刀やら後藤又兵衛の槍なんてものに出会えようとは……あの深い鉄の色、刃の見事な反りや曲線、なんとも言えない輝き……月並みですがこんな表現しか出来ません。武器好きにとって(あくまで美術として、ですよ?もちろん)たまらない一品でした。

で、散々階段を上がった上にある天守からの眺めは思ったとおり最高で、写真もばっちり決まりました。同行者が一緒でなかったのがちょっとだけ残念でしたが(下で休んでました)……。

いや、ざっと書いただけでも筆がなかなか止まりませんね。本当に今回の出雲旅行は全てにおいて最高でした。空気も水も、景色も目的地も食べ物も。「もう一度行きたい場所」リストに新たにひとつが追加されましたよ。あの一回だけじゃ勿体無い。出雲にはきっともっと魅力があるはずです。

追記:松江で夕食に入った「初音」って店はなかなかいい仕事してました。値段もお手ごろですし、割とお薦めできますよ。まあ、目の前の宍道湖からいい材料が供給されますので、水産物を食べてれば大抵の場所で凄まじくうまいんだろうとは思いますが……。(でも、煮込み系料理がしっかりうまかったのであの店の質は悪くないと思います。煮込み注文はしっかり基本の仕事をしているかどうかの試金石)
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