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とにかく気まぐれに書きたいことを書くブログ。
えー、ルールブック1巻とリプレイ3冊は購入。

結論。少し期待してましたけど、これはまずい。売り出し方として大いに間違ってると思います。

まずリプレイ「新米女神」シリーズは、ルールブックと同時に発売したファーストリプレイでありながら、判定や魔法効果などに関する注釈がろくに入っていません。説明臭くしろとは言いませんが、「知らない人でも」読めてルールブックを買いたくなるのが最初のリプレイの理想なのに、ルールブックを先に読み込んでない方お断りはどうなのでしょう。

何より、オリジナルの地方女神を最初に盛り込む試みをしながら「背景世界について」の描写がほとんどない。「よくあるライトファンタジーの世界だから、そういうテンプレートの上で見てね」くらいに考えているのかしらん。しかし、それにしたってせめてこの世界の信仰体系については多少詳しめの解説があってしかるべきでしょう。ただでさえ件の女神は別の大神の下に位置しているのに、その上の大神に関する突っ込んだ言及がほぼ一切ありません。

そこら辺を無視しといてGMの趣味に走ったピーターラビット物語じゃあ、絶対公式の世界観が混乱しまくります。実際あのリプレイにおいて、コンジャラーの社会的立ち位置とかどうなのさ。どう考えたってあのクラス自体が世界的には「妖術師」であり、「お堅い」神殿の勢力が強い地方じゃ追放くらいされてもおかしくありませんよ。

蘇生すると魂が穢れるといわれているのに蘇生魔法はかけるし(たとえ必要悪でかけるにしても周囲の人々からは少し嫌な目で見られるでしょう、基本的常識レベルの教えなのですから)、ゴーレム作成はするし(こちらは材質にもよる。リプレイのフレッシュゴーレムはかなりアウト)で。

リプレイのタビット兄弟、特に兄の方は、本来笑えない事件だったと思うんですけどねえ……いやマジで。普通のテンプレ的村人にばれたら「この背教者め!」くらい言われて石投げられてもちーとも不思議はありません。

いや、これがリプレイシリーズ3とか4だったら何も問題はないんですよ?何作かやって行くなら、内輪ネタやストーリーを主軸にリプレイ書いても許されると思うのですが、何せファーストリプレイでやっているのがまず過ぎます。

そして次のリプレイシリーズ「たのだん」。こちらではもう少し初心者向けのまっとうなリプレイを書いてくれるかと思ったのですが、いや、ちょっと……うん。

ゲームマスターとして10冊近くのぺらぺらシリーズを運営してきた藤澤さなえ氏が初心者を装っているあたり、申し訳ないですが寒すぎます。せめて初心者の「ヒヨコ君」の視点にすればここまでにはならなかったろうに……。

あと、説明が入るのはいいんですが、それが説明台詞過ぎ。
「はっはっは、貴様の母の仇であるこの帝王を倒せるかな戦士よ」
ゲームのオープニング部分でこんな台詞を吐いてる感じですね。ここで台詞の中で全部説明しちゃえー的な。もっと文章の流れの中に織り込もうよとツッコミを入れまくりました。例えば上の例なら、「帝王、今日こそ母の仇を討ってやる!」と戦士の側が言うか、帝王の発言を「貴様の母の仇、討ってみるがいい……出来るものならな!」に変えれば発言の流れ的に無理がなくなりますね。

そして肝心のルールブックですが……数値バランスとかはいいとしても、正直自分たちならではってゲーム性が出ていません。これ、アリアンロッドと何か差別化されてますか?感覚がほとんど変わらないのですが。
ルールブック3巻を立ち読みしましたが、そこに至っての「今度は神様級の敵とも戦える、強さの道はどこまでも!」的な流れまでもまるでFEARゲーのよう。

誤解のなきよう言っておきますが、別にFEARゲーそのものが悪いとか嫌いと言ってるわけではありません。ブレカナとかアルシャードガイアとかよくプレイしてるし。問題は、二つの大きな会社が「同じような色」になってしまうこと。市場に出て来るゲームの多様性がそれでは失われてしまう。どうやったって業界の先細りです。

そりゃ、ゼノスケープやら新世黙示録やらビーストバインド旧版くらいまでトンチキ(褒め言葉)になれとは言いませんが、会社ごとの色の違いくらいはっきり出して欲しいものです。迷宮キングダムとダブルクロスとゲヘナと女神転生くらいの色分けなら、「こっちの会社にはこういう遊び方がある。どれも楽しい」とどれも買いたくなると言うものですが、色分けがないと「どれも同じように遊べるから、一冊持ってればあとは舞台いじるだけでいいよ」で終わりです。

いや、ほんとに頑張ってよSNE。ただでさえFEARもSRS展開で原作ものを乱用してマギウスの失敗の愚を繰り返そうとしてるんだし……最大手が二つ揃ってとかやめて下さいな。

……そう、FEARもFEARであれ何とかして下さい。汎用システムってのは別に悪くないんですが、せめて特技を世界観ごとに特色づけるくらいやって。結局効果はレベルX+Yだし想像できる効果グラフィックもろくろく変わらないし、では。例えば「この世界には補助系魔法が多くて駆け引きが楽しめる」「この世界は防具が強くて何ターンもかけての殴り合いが楽しめる」「この世界は日常で使える魔法が多くて旅そのものが楽しめる」「この世界は」とかさ……。蛇足ながら。
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はい、と言うわけで今日は「真(チェンジ)・ゲッターロボ~世界最後の日~」のご紹介。
迫力あふれるバトルと無闇な突進力のあるストーリーは、「なんだスパロボか」なんて理由で見ないとしたら人生を損するレベルです。見ておいて損はしません。野蛮なシーンがダメな人は別にして、なんですが。

ロボットバトルを売りにするものは多いですが、真・ゲッターはその中でも一味違う。何が違うかって、とにかく野蛮で荒々しい迫力に満ちています。目にも止まらぬ剣の一閃で相手の武器を叩き落したり、流れるような槍さばきで反応すらさせずに中枢を貫くなどの一般的な攻撃手段などまずありはしません。掴み、叩きつけ、引きちぎり、握りつぶし、血を飛び散らせながら相手を何度も何度も殴りつけたりと、まさに目を覆わんばかりの「殺し合い」。ゲッター1に限って言うなら、パイロットは正気なのにどこぞの暴走エヴァと並ぶ獰猛さ。どうやら武器を使う時も、1号はごつい斧、2号はドリル、3号はミサイルに必殺投げ。洗練なんて言葉はどこにも存在しない。

何とも凄惨なバトルとお思いでしょうが、真・ゲッターの世界は本気で人類壊滅寸前。核戦争後のごとき有様で敵である「インベーダー」と戦っています。そしてインベーダーに言葉の通じるキャラはいても、あくまで「他種を圧倒して生き残る」野生生物の理論で動いているので(ついでに言うなら人類に寄生したり取り込んだりして自己進化しますし)利害は一致せず、交渉の余地はなし。こういう状況での「戦士」達としてみれば、こういうアクションがよく似合ってしまう。とにかく殺したもの勝ちなのです。

それに、やはり洗練されると失われがちな荒ぶるエネルギーに満ちて見ごたえがあるのも事実です。また、演出が実に巧みなので「ただのグロ」にもなっていません。とにかくズームやカットインや遠景の使い分けが上手い上手い。1話冒頭でデザイン的には格好よくないと見られがちであろうゲッター3が暴れるシーンなど、正直目を疑いました。動かし方ひとつで、普通にしていれば格好悪いと見られがちな要素が逆転して「これでなければいけない」ぞくりとするような格好良さに化けるのですから。穴埋めと下駄で格好いいものに追いつかせるのではなく、それでなければ出せない格好良さを存分に出しまくっています。

そして、このアクションを行う人材がまた素晴らしい。何せ、味方の陣営の方が「絶対悪役にしか見えない」顔だらけです。魔王の城にいたって全然違和感なんぞありゃしません。まともな顔は基地のオペレーターや一話限りのちょい登場キャラの他では「新ゲッターチーム」3人+回想にしか出てこられない故人「ミチル」さん+もう一人だけ。しかもこの新チーム、1から3話までは出て来ず、9話から最終話の13話までの一番おいしいところはもう3人の主役の影です。話の流れ的に本来の主役は新のほうだったはずなんですが、「旧ゲッターチーム」のキャラが濃すぎて哀れにも喰われてしまいました。(実際、途中でプロット変更してる部分はあると思います。新チームの「號」の扱いとか)

旧ゲッターチームの野獣のごとき「竜馬」、軍人崩れのマフィアボスか何かのような「隼人」、実は残り一人のまともな顔と性格の持ち主ではあるんだけどやっぱり濃くて無闇にかっこいい「弁慶」の三人がやると、前述の野蛮な大暴れが実にはまります。そもそも新の方はあそこまで無残な戦い方出来ませんが。人類が瀬戸際だからと言うより竜馬が群を抜いて獰猛過ぎるだけって部分も絶対あります(笑) いや、ちょっとでも興味持った方は公式ページを見てみて下さい。竜馬の顔見れば絶対納得しますから。隼人も「殺す方法」しか使いませんけど竜馬よりはもちょっとマシですね、ちなみに。弁慶は出番の関係上ボス級相手の戦闘がほとんどなのでかなりマシ。先輩の武蔵操縦時のゲッター3の「抱き潰し」は最高でしたがまあ出番の関係じゃ仕方ない。

これらを大地として支えるストーリーですが、これは言うなれば仮面ライダーとかの悪の組織のやり方と似た流れで構成されています。「お前は一体何がしたいんだ!毎回意味ありげなことばっか言って行くなよ!いい加減結論出そうよ!どうしてそう勢いと貫禄だけでごまかしきれるんだよ!」とツッコミ続けたくなるような、謎を引いて引いて引きまくるストーリーです。これ、そこいらの三下がやると「私は何でも知っているさ」な実に薄っぺらな悪役が出来上がるんですが、敵方の早乙女博士とコーウェン、スティンガーの三人(?)があまりにアレ過ぎるおかげでもう古き良きジャンプ漫画のごとく突っ込みを入れる方が無粋な有様。いや、とにかく公式を少し見てみてって。アレ見たら納得しちゃうから。絵一枚だけでも。

長々と書いてしまいましたが、とにかくまず1話から3話をだまされたと思って見てみて下さい。絶対損はさせませんから。ちなみに3話までで一度(予算の使いすぎで)監督が交代していると言う話を聞きましたが、たぶん本当でしょう。最終話まで見ると、3話までの伏線で一部「あれ?変わってない?」ってものがいくつかありますし(最後まで3話までのインベーダーのままだったらどう見てもバトルに勝てるわけないよなあ)、何より4話から少しの間は3話までの嵐のごとき勢いが薄れます。

でも、9話辺りからは一気に最終回に向けて勢いを盛り返しますのでちょっと安心。11話の真ゲッターvsゲッターGは神の作。間違いない。ただ、作画の神さばかりは1話から3話に譲ります。こればかりは本当に残念。まあ、実際3話までの無闇な作画のクオリティの高さ+枚数の多さ+オーケストラ使いまくりの音楽の数々からするに、そりゃスポンサーが怒ったとしても不思議はないレベルだわなあ……あれが異常なんだ、うん。

最後に付け加えておきますが、声優さんの演技は誰についても最初から最後まで究極です。一片の手抜きもありません。目を瞑って声優さんの演技だけを聞いていても失神できるような素晴らしいレベルでした。この熱演がなければあの無闇な説得力は出なかったと思います。彼らに敬礼。

とはいっても映画のではなく、数年前に放映したアニメシリーズの紹介です。
このアレクサンダー戦記、とにかく「濃い」。絵柄がかなり独特。アメコミと言うのともまた違う感じ。
まあ、これは一般通販のHPの商品映像なので張ってもかまわないと思います。こんな感じです、ぺたり。
ttp://bookweb.kinokuniya.co.jp/vlimgdata/4935228984695.jpg
この濃ゆ過ぎる絵柄のせいかメジャーとは言いがたい作品なのですが、中身は私の知る中でも殿堂入りの名作です。

まず、「ファンタジー」としてのレベルが非常に高い。兵器やら建築物やらのデザインが非常にユニークで、一応史実をもとにしながらも不思議魔法はアリアリという世界を違和感なく築き上げています。OPにも映像の出てる戦争シーンとか割と圧巻。

ストーリー面においても、前述の通りファンタジーでありながらも史実の大筋自体(アレクサンダーの道行きや途中で出る死人など)はほとんど外さず、「パラレル世界」としても楽しめるしっかりしたつくりになっています。

そして何より、演出が素晴らしい。登場人物にとにかくべったりと個性をつけ、雰囲気もしっかりと作り、インパクトには事欠きません。アレクサンダー母とか最後の方のアレクサンダーの迫力はもはや神の領域です。っつか本気で怖ぇよ。

とにかく、一度第一話を見てみてください。この絵がどうしても苦手な方は仕方ないとして、きっと迫力にぐいぐい引っ張り込まれてしまうはずです。そうでなければ遠慮なく殴って下さい、モニターを(ぇ レンタルではやや人気が低いと思いますが、中古で探せばけっこう値崩れ品があります。


追記:魔術とか古典SF的魔法とか好きな方には特にお薦め。この物語の根幹になる「プラトン立体」は実にわけのわからない、しかし妙に説得力のある不思議感があふれるステキな代物です。そして、画面的な不思議表現も秀逸です。そしてアレクサンダー母、あれこそは黒魔女の手本みたいな魔女っぷりです。いや、同じ趣味のものとして、あれはとにかく見てみれとしか言い様が。もっとも管理人は結構なんちゃってですから、本当にディープな方にはお薦めできるかどうかわかりませんがw;



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