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とにかく気まぐれに書きたいことを書くブログ。
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と言うわけで、今日は上記の映画のレビューを。


少し古めの作品ですが、「ゴッドファーザー」でも有名なかの「アル・パチーノ」の主演ですので探せば何とか見つかる範囲のレア度だと思います。話の概要は以下。

「三人の男が殺され、その現場には必ず名曲「シー・オブ・ラブ」のレコードがかかっていた。その捜査に乗り出した市警のベテラン刑事フランク。その捜査の中で彼が知り合い、惹かれた女性ヘレンの家には「シー・オブ・ラブ」のレコードが。そして、彼女に犯行の条件が当てはまることが少しづつ判っていき……」

刑事ものではありますが派手なアクションなどはあまりなく、年配で落ち着いた男性にお薦めしたい映画です。主人公の刑事は仕事中毒で家庭も持っておらず、ヘレンに惹かれてからのいきさつは、仕事に疲れたことのある大人ならばきっと「ああ、その孤独感とか焦り方は判るな……」と頷けるものだからです。

役者のアル・パチーノは流石名優、堂に入ったもので、余すところなく中年男性の悲哀を表現し尽くしています。また、ジョン・グッドマン扮する相棒の(同じ署ではありませんが)シャーマン刑事も、快活で家庭も持っているという設定で、対比によってフランクの疲れっぷりを見事に際立たせています。もっとも、彼自身は非常に好人物で、よくフランクを支えて忠告などもしてくれますし、フランクも彼を嫌っているわけではありませんが。

ラスト近辺の展開は見事の一言。特にフランクの見事な決め台詞には呼吸も出来ないほどのめりこめました。あれを言われればそりゃ毒気も抜けるわなあ……。エンディングも「こうでなければ」と言う王道にぴったりとはまり、王道ならではの隙のない満足感に包まれています。
昔の作品だからと埋もれさせておくにはあまりに惜しいこの一作、ぜひ一度見てみて下さい。趣味さえ合えば損はしないと思います。


※この映画を見るまでジョン・グッドマンを知らなかったのですが、笑顔を見ているだけで楽しくなるような、実に表情豊かで演技もしっかりした俳優さんで、この人のためにもこの映画を見る価値はありますよ。

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